Staff Interview

食育や自然体験を取り入れた
私らしい保育を

保育士 2020年入職

藤村

幼少期の思い出から保育士へ

私が保育士を目指したきっかけは、幼少期に通っていた保育園の先生への憧れでした。先生方はいつも優しく接してくれて、毎日ワクワクするような体験をさせてもらい、本当に楽しかった思い出しかありません。気がつくと、保育士という職業に憧れていました。
中学生、高校生になってからもその想いは変わらず、ボランティアで保育園に行って子どもたちと接するうちに、本気で保育士を目指そうと思い短大に進学。卒業後、渋谷区の保育園で経験を積んだのち、やまと保育園に入職しました。現在は、3〜5歳の子どもたちで構成される「まつぼっくり組」を受けもっています。

楽しく食べて心と身体を育む

やまと保育園は、特に食育に力を入れています。入職前に施設見学へ訪れた際、バイキング形式の給食を提供していたのが印象的でした。やはり、子どもたちにも食べ物の好き嫌いがあり、バイキング形式だと好きなものをたくさん取ってしまう子もいます。しかし、自分の好き嫌いを理解し、楽しみながら食事をする子どもたちの姿を見て、とても素敵な環境だと感じました。
また、苦手な子が多い野菜を園児たちと一緒に育て、収穫した野菜を使って料理をする「クッキング」という取り組みも行っています。今年、私のクラスでは夏野菜を育ててピザを作りました。トマトやオクラが苦手な子どもたちも、ピザにするとたくさん食べてくれます。苦手な食べ物を無理に食べさせるのではなく、楽しい体験とともに、徐々に克服してほしいという思いで、このような取り組みを行なっています。

多摩の自然を感じてもらう保育を

やまと保育園がある多摩市は、緑や公園が近くにあり、子どもたちに自然体験をさせるのにぴったりな場所。季節ごとにさまざまな植物や生き物とふれあうことができます。幼少期から多摩市で育った私は、こうした自然を感じながら育ってきたため、今の子どもたちにもたくさんの自然体験をしてもらいたいという思いがあります。
今年度から、まつぼっくり組のクラスリーダーに就任したため、今までやりたかった政策や活動をやれるチャンスだと考えています。食に関する取り組みはもちろんですが、自然体験などを取り入れながら、子どもたちの心を豊かにする保育がしたいです。